ハッシュ!をみたらなにか
不可能の愛をみたくなり鑑賞
DVDを買うというのは
こういう時に有効なのだな
やはり愛することは可能なのだが
愛されることは不可能
けれどそれは互いの愛の相違があるからこそ…
社会をドロップアウトした人間が宗教に縋るのは悪いことなのか?
パートナーとしてそれを受け入れられなかったら?
一度ヒビの入った関係を修復できる?
邦画特有の湿った空気と会話で進んでいく、気味が悪いほ…
たしか、初めて観たのは18歳の時。もう2度と観ようとは、思わなかった…。高橋泉監督作品『ある朝スウプは』
28歳になった今、10年ぶりに観ました…!今だ、今観る時だって、そう思ったんです。
10年…
何も変わらない朝、何も変わらない食卓
移りゆく景色、変わり続ける関係性
小さな小さな部屋の中で、毎日一緒に囲む食卓で、何も変わっていないようで、もう元には戻れない
ささやかな日常で2人の関係性を…
2005年7月30日公開。 監督は高橋泉。
ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞した自主映画。予算は3万円らしい。
同棲カップルの彼氏がパニック障害になって仕事を辞める。その後新興宗教に…
主人公が新興宗教に嵌まって崩壊していく様は、とにかく圧巻。
恐ろしくリアルなだけに、だんだん奥深く感情移入していってしまい、とても苦痛で腹立たしくてやるせなくて仕方なかった。「もう、一緒に死のうよ…
この世界の説明できなさを表している映画だと思った。宗教を信じることと、恋人への愛はどちらも根拠が曖昧。だがそういうところに依拠しないと人間生きていけないのかなと考えさせられる。
純粋な信仰と純愛は似…
他の何かに依存しなければ自分を保てない二人の恋人。宗教も恋愛も、その意味で「気持ち悪い」。それが全くの他者であることをどちらが先に認めるか。そのせめぎ合いのようにも見えた。ある意味依存でしか物を語れ…
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