俺が観てきた西部劇の中では圧倒的に重厚感が段違いな冒頭(長回し故に序盤)。日焼けした肌と刻まれた皺と滲み出る汗と口周りを這うハエが激渋。ジョンフォードの西部劇とは異なる世界線の悪役ヘンリーフォンダ、…
>>続きを読む巨匠セルジオ・レオーネ監督の「ワンス・ア・ポン」シリーズの西部劇。
冒頭、脂ぎった男達のアップが続く。水が滴る映像が続く。蠅が男の顔の周りをブンブン飛び回り、追い払う映像が続く...。ズーッとセリフ…
ビックリするぐらいカッコよかった!!
マカロニウエスタンの傑作!
“Once Upon a Time in the West”
タランティーノに大きな影響を与えたって凄いわかる。
出てくるの…
マカロニ・ウェスタンをやり尽くしたセルジオ・レオーネが米国資本の力で古き良き西部劇へのリスペクト、愛惜を込めた渾身の1作。
非情なガンマン(ヘンリー・フォンダ)が地上げのため地主一家を惨殺、式を挙…
10数年ぶり。これを観るのは本当にいつ以来か。
相変わらず渋い。そして相変わらず何でもないワンショットがなげえ。でもこの撮りくち、嫌いじゃない。
可能な限り無駄なシーンはカットし回転率を上げて………
鑑賞記録
砂埃舞う駅の風車が
油切れで音を立てている
ハエに遊ばれながら男は列車を待っている
天井から漏れる水をハットに受け止め
喉に流し込みながら
もうひとりの男もじっと待っている
監督の遊び心…