警部の過去話とかで「なぜ差別をしてはいけないか」を当時としては結構深く切り込んでる作品だけれど、「じゃあなんで人は差別をしてしまうのか」っていうところまでは切り込んでくれなかったあたりに歯がゆさが…
>>続きを読む単に反ユダヤ差別なのではなく、PTSDのような症状が出ているロバートヤングや、家族との隔絶、人生に愉しみを見出せず一種の諦念を抱いているロバートミッチャムに見られるようにこれは反戦映画だ。反戦とは、…
>>続きを読む(2024.2)
マンションの一室で男が殺されるという事件が起き、警部のフィンレイ(ロバート・ヤング)は直前に彼と会っていた戦争帰りの3人の兵士に捜査の目を向ける。捜査中に現場にやってきた3人のうち…
第二次世界大戦直後のアメリカを舞台に兵士達の間で起きたユダヤ系兵士の殺害事件を追う映画なのだが、単なる推理ものではなく、アメリカ社会に潜む深い闇を浮き彫りにしている。
この頃のアメリカにはある…
笑いやサスペンスやショック演出は封を切った瞬間から古くなっていく。これはやむを得ない現象。
クライマックスのトリックは、その後、刑事コロンボの「権力の墓穴」でもアレンジされて使われていたので、若干…
まず、自分しかmarkしてないのが驚き!全米初公開時から3ヶ月でその後の一切の上映を禁じられ、ハリウッドから意図的に無視された作品。カンヌでは賞を取っていますが、アカデミー賞ではノミネートのみで受賞…
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