若き日の吉永小百合と渡哲也の共演作品。若い男女の悲恋のストーリー。男は印刷工として将来を嘱望されていたが、被爆二世のため白血病に倒れ帰らぬ人となる。男と結婚を誓い合った娘は悲観のあまり自らの命を絶つ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
悲しい話でした。最後まで悲しい終わりでした。残念ながら、私には白血病で亡くなった男性を追って自殺してしまう女性の気持ちが分からなかった。私が精神的に健康だからでしょうか?生き続けたいと願っていた男性…
>>続きを読む暗い題名、暗い音楽のオープニング、
一転してはち切れんばかりの若さ溢れる青春を送る渡哲也と吉永小百合。
昭和の演出は見ていて少し気恥ずかしいくらい天真爛漫で、ちょっとひるむ。
が、中盤から物語は…
かわいいから
チャイコフスキー 悲愴
エッチじゃね
わし、現在しか考えられんよ。
この瞬間、今、永遠に記憶するんじゃ。いつまでも、いつまでも。
愛するゆうことは、愛してみんとわからんことじゃ。
生き…
二人でバイクを乗り回す前半の解放感からほぼ病院で過ごす後半の閉塞感へのテンションの変化が上手い。
特に救急車が吉永小百合の自宅に来て引き上げるまでのスピード感には圧倒された。
渡哲也が倒れたときに病…
前半は純愛路線。ノーヘル、土砂降りでのバイクデートが危険すぎる。二人の愛の確かめ方がなんかイラつく(笑)
後半は一転、原爆症の重い話。私はてっきり小百合様が病気になるのかと。しかし、小百合様はやっぱ…
最初はいつもの日活青春映画なのに発病してからがらりと重くつらくなる。日常を奪い取られる病の恐ろしさを感じる。
ラストの衝撃から、最後にクレジットが流れるのが良かった。
渡哲也さんの役、本当は浜田光…
前半はいかにも日活らしいザ純情劇だけど、蔵原演出のおかげで単なる絵空事になっていない。
蔵原作品では登場人物の昂りに合わせて汽車を使う演出をよく見るが、その中でも出色。
後半はひたすら重々しいが、…
日活