井上靖の同名の自叙伝的小説を原作として映画化されたヒューマンドラマ。
役所広司、樹木希林、宮崎あおいが共演。
小説家の伊上洪作(役所広司)は故郷を離れて東京世田谷に住居を構えていた。
1960年に…
2021年 鑑賞 21-277-18
井上靖先生の自伝的小説が原作。「突入せよ! あさま山荘事件」「クライマーズ・ハイ」等の、原田眞人監督・脚本の作品で、第35回モントリオール世界映画祭審査員特別グ…
2012【井上靖と家族の実話】伊上家の長男の伊上洪作 (役所広司)は兄妹の中で1人だけ両親と離れて育てられた母親の八重(樹木希林/内田也哉子)に捨てられたと思い距離を置いてきた。父親の隼人(三國連太…
>>続きを読む「わが母の記」は井上靖の自伝的小説の映画化で2012年の118分の作品。本作では井上が幼い時に、両親とは離れて、血のつながらない祖母と伊豆で生活していたことが背景となっているが、本作では、それが1分…
>>続きを読む文豪井上靖と彼の母親の関係を綴った物語。
幼い頃、井上靖は伊豆湯ヶ島の戸籍上の祖母の元に出され「自分は母親に捨てられた」という思いがずっとあったという。
やがて時が経ち、年老いて認知症を患った母親に…
忘れられることはショックなことなのに、そこに母の茶目っけを感じてニヤッと笑う瞬間とか、自分の初めて書いた文章を大切に持っていて、母が自分を捨てたわけではないと知る瞬間とか、心情の移り変わりが繊細に表…
>>続きを読む井上靖の自伝的小説を映画化。
作家である伊上洪作とその母、そして2人を囲むように家族と姉妹たちが描かれている。
どんどんとボケていく母。
そんな八重に振り回される家族達だったが、そんな中にも愛…
みんなのおばあちゃま樹木希林✨
時代的なこともあってなかなか理解しにくい内容かつ、超会話劇で集中力が持たなくてなかなかついていけないなぁと思ったら
樹木希林が詩を読むところでぐっと引き込まれた…
この作品の全てを語るならば、原作を知り、時代背景を知り、何度か見返す必要があるように思う。そのため、具体的な内容についての批評は上手く書けない。
今回はとにかく割り切って、感覚的な視点から映像の美…