東京湾/左ききの狙撃者 東京湾の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『東京湾/左ききの狙撃者 東京湾』に投稿された感想・評価

2011年の感想。観たことがないのに何故か観たような気に・・・09年発売の東京人11月号に東京をロケにした映画特集の中にこの作品が取り上げられていたからだ。オリンピック前の日本が見れる。お化け煙突が…

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手練れの刑事たちの顔、北千住・立石あたりの雑多な街並み、川又昂による研ぎ澄まされたモノクロの撮影、、、すべてがストーリーを飲み込むほどの豊かなディテールを持って目に飛び込んでくる。
特に撮影と配役が…

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4.4

これは知られざる名作!京都国立近代美術館の「日本映画と音楽―生誕100年 芥川也寸志」の上映会で鑑賞。戦後の東京を舞台に、前半は刑事捜査を中心に淡々と展開、後半は犯人と対峙し、戦争の痕跡や白痴な妻の…

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akrutm
4.0

ある射殺事件を追う刑事が、かつての戦友である左利きの狙撃兵と再会することで捜査と友情の狭間で葛藤する姿を描いた、野村芳太郎監督のハードボイルド・サスペンス映画。俳優である佐田啓二の第1回企画作品らし…

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「『左ききの狙撃者 東京湾』の題名から狙撃犯と刑事の東京湾を舞台とした攻防を、アメリカ映画の「パニック・イン・スタジアム」風のイメージの作品かと思うと?!」

ネタバレありますよ😅

野村芳太郎監督…

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野村の得意な捜査もの。容疑者(佐藤慶)を泳がしていたら殺されてしまったり、サスペンスの積み重ねが巧い。佐田啓二の企画だが、出演はしていない。
2.5
企画:佐田啓二というのが興味深い。
社会派映画っていうのかな、暗く哀しい話だね。夫の帰りを待つ頭の弱い若奥さんはこの後どうなるんだろう。
AONI
3.5
いかにも戦中派らしい、叩き上げのシブとい刑事。こんな役柄を演じさせると西村晃は無敵。

驚異的な復興を遂げた東京で再会した、戦後の変化の荒波に乗りきれなかった男2人・・・この結末はかなりショッキング。

これは凄い。わずか82分にぎゅっと詰まった人間ドラマ、悲哀。
殺人事件を追うの刑事ものだが、オープニング映像から東京の街が持つ迫力と入り組んだ人間関係の見せ方、キリキリとしたミステリ、テンポの良さが…

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A
4.0
主演は西村晃といっていい。親友・玉川伊佐夫とのシーンの緊迫感には釘付けになってしまった。
光がチカチカする演出が苦手な人は、体調に気をつけながら観たほうがいいかも。

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