東京暗黒街・竹の家の作品情報・感想・評価

『東京暗黒街・竹の家』に投稿された感想・評価

mare

mareの感想・評価

4.0

サミュエル・フラーが東京を舞台に、それもお国柄を無視したフィルムノワールをやってのけるというかなり異質な活劇で妙な魅力が溢れていた。外人以上に日本人がカタコトだったり、室内なのに下駄を履いていたり、…

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AI生成で出力したみたいなヘンテコ日本家屋が最高
庭から見える富士山のデタラメっぷりよ!
いちいち物が倒れたり壊れたりするのが楽しい。プロップに暴力性を託している。

変な広間でコンパニオンたちが和…

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T

Tの感想・評価

-

面白い。戦後10年でアメリカとこんなノワール映画撮ってたんだ。
東京浅草を拠点に暗躍する米国の強盗団。軍警察の捜査官が囮捜査で潜入していく物語。ロバート・ライアン、早川雪州、山口淑子などの日米スター…

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瀧

瀧の感想・評価

4.5
画面構成のセンスが素晴らしい、かごめかごめ
フラー作品ってどこか抜けてるとこもあって妙に愛着が湧く
nori007

nori007の感想・評価

3.3

全編日本ロケで、時代的にはゴジラ公開の翌年。
カラーでこれほどクリアな日本の映像を残してくれたことに感謝。
そしてヒロインは伝説の李香蘭こと山口淑子。すごい流暢に英語を話している。

冒頭の富士山を…

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もた

もたの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

フラーが日本で撮ったやつ。『チャイナ・ゲート』ではそんなにだったけど、流石に自国の映画になると、トンデモ感が目立つ。こんな狭い島国に人が溢れかえってるんだとでも言いたげな画面を埋め尽くす日本人。そし…

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再見、といってもこれもほぼ記憶ナシ。印象薄いってことはあんま面白くなかったんかなと思い出しながら見たらまあその通りで、何やってんだかよくわかんねえ笑

歪曲ニッポンなところは見てておもろいなーと思う…

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非立体的なステレオタイプの日本人描写に失笑するより、戦時中、フラー自身の戦闘体験が反映した異様な活劇として捉えた方が相応しい気がします

今や見る影もない68年前の東京をカラーでシネスコで撮影しているなんて(七人の侍の一年後!)話なんかまぁ一旦置いといて、その映像見るだけでも価値ありました。淑女の事をkimono girlと称して呼ん…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.7

🇺🇸🇯🇵アメリカ人による勘違い東洋趣味(エキゾチカ)が炸裂したフィルムノワールで、公開当時日本の良識的な映画評論家(双葉十三郎etc)が「国辱もの」とボロクソ貶した問題作でもある。

典型的な国辱映…

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