東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語の作品情報・感想・評価・動画配信

東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語1970年製作の映画)

製作国:

上映時間:94分

ジャンル:

3.5

あらすじ

『東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語』に投稿された感想・評価

本作の予告編が抜群にカッコいい。そうしたら予告編演出は、大島渚でなく脚本の原正孝だった。自主映画の天才と言われてた。脚本にも参加。話は、新宿騒乱後の東京でカメラを盗まれ往生する男の話だ。結果ループ物…

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砂場
3.8

トリューフォーの「アメリカの夜」とか、映画を撮る映画には傑作が多いと思う
それは批評性をどっか帯びていたり、冷めた目で映画を見てる故に映画愛が溢れているのかも

本作も、紛れもなく映画を撮る映画の傑…

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線路越しのタバコ屋のシーンで話される「違うところはさ、モダニズムの洗礼を受けているって所だな。吉本も言ってたけどさ、封建的なものとモダニズムが錯綜している日本の土壌に足をすくわれて、幼年期から少年期…

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でら
4.2
現実か幻想かを決定するのは何なのか。
映画はただ映し出すものでそこにはフィクションもノンフィクションもない?
大島渚というより、脚本参加した原将人の作品かの様で、武満徹の音楽🎵が心地良く、当時の東京🗼を、「フェリーニのローマ」の似た哀愁を感じさせる小品佳作。
サムネのイケメンにつられてみたけどおかしい人だった。意識高い説教からのやらせろ!は、この時代の思想強めお兄さんにありがちだったのかな~。
真面目に話聞いて損したってなるよな
-
どうでもええけど全員演技が下手すぎるわ
4.0

ヤスコ「お腹空いたでしょう?もうすぐコーヒーができるわ。ちょっと待ってて。」

このセリフをどう捉えればいいのか?

カメラ機材を返す返さないのいざこざから、私有財産云々と議論が発展し、終いにお前は…

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ないものを追いかける、堂々巡りになる、わかったような口をきくのが快感なだけでなにもない、想像も映画も政治も虚構みたいで、それに比べて死は一定程度固い。私が追いかけるのは過去の私か未来の私か、モラトリ…

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5.0
明るい部屋と暗い部屋
政治的である以前に、実存の螺旋に触れる。
現実が食い破られる瞬間に飲み込まれる

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