ドゥ・ザ・ライト・シングの作品情報・感想・評価

「ドゥ・ザ・ライト・シング」に投稿された感想・評価

寅さん

寅さんの感想・評価

5.0
スパイクリーが鎮座ドープネスにしか見えない。

ヒューマンドラマ、群像劇的角度だけで観ると。
ムーキーの職場はイタリア系の白人の店。そこの常連客の黒人が店の壁に黒人の写真が無いと騒ぐ。ここだけ見ると煙たがれるのも分かるなと思うが…

バギンの言動をみていると冷静であるべきだと考えさせられる。

先からの流れでヘイトは暴力へ移行するというくだりが凄まじく流れるように描かれていて日常の延長にあるものということが分かり恐れを感じる。



パブリックエネミー
当時、パグリック・エナミー流行ってましたね。
あの大きなラジカセと
原色のファッションも。
ハイレグも懐かしいです。

Do the light thing
正しいことをしろ!
スパイク・リーのアカデミー賞の
スピーチも印象的でした。

黒人街の一角に
イタリア系のピザ屋が店を構えて
20年が経ちます。店主のサルと息子さん2人。
兄は人種差別をむき出しにしています。
でもサルは違うんです。
親が子供を見る視線で街の人々を
見ています。

前半は夏のうだるような暑さの中の
何気ない日常を描いていますが
後半は一転します。
少しづつ溜まっていた鬱憤が
ある事件をキッカケに爆発します。
暴徒化した人間ほど恐ろしいものは
ありません。

劇中、正しい事をした人って?
と振り返ると市長と呼ばれる老人ぐらい
だったと思います。
なのであまり乗りきれず…
サルに同情してしまいます。

最後に流れるキング牧師の言葉と
マルコムXの言葉は
対局する部分もありますが、
いづれも人種差別の重い足枷を
想像できます。

ヒップホップとしょうもない人たち。
あまり重い雰囲気ではなかったです。
この映画よりも前に差別の悲惨さや野蛮さを訴えかけた作品というのはありましたが、案外差別と”戦った”映画ってこの映画が初めてだったんじゃないかと思います。歴史的な作品です。生きている内にせめて1度は観ないといけない作品だと思います。(まあバラク・オバマ&ミシェル・オバマみたいにデートで観る様な映画ではないでしょうが笑)
すず

すずの感想・評価

3.5
2019年 37本目
hi1oaki

hi1oakiの感想・評価

4.3
初めてこの映画を観たのは高校の時、英語の先生が視聴覚室で授業の一環として観せてくれた。当時はジャッキー・チェンの『プロテクター』に出てたダニー・アイエロ(当時はアイロって表記じゃなかった?)が出てるじゃん!っていうのがまずあって、その上でえらく何も起こらなそうで、やたら登場人物が喋る映画だな…からの“エーーーーーッ!”っていう衝撃を受けた。
第91回アカデミー最優秀脚色賞を受賞したスパイク・リーがサミュエル・L・ジャクソンに抱きついて、最後に“Do the right thing!”って言ってるの見ちゃったら観たくなるよね。
サル(アイエロ)が中心に据えられていることで、人種差別の問題を黒人目線から一方的に語らないフェアで奥行きのある描き方になっている。黒人文化を美化しすぎず、悪い部分も見せながらも“いいよなぁ”と思わせる巧さ。
文化の共存という“理想”を映画だからといって簡単には実現させず、それでもその理想を目指したいと思わせる力のある作品なんだよね。
スマイリーが調子こいて騒ぎを助長しすぎ❗️

本作のグッジョブ大賞は市長のメイヤーしかいないでしょ。

赤い壁の前の3人の男達が物語を重層的にしていて以外と良い演出‼️

スライドしていくカメラワークや
各国の人種や国を罵る場面のシーンがお気に入りです

素晴らしい一本‼️

このレビューはネタバレを含みます

長い年月をかけて築いたものも、崩れ去るのは一瞬。

だらだらとしたブルックリンの日常がひたすら続くだけ(ただし、憎悪の芽は既にそこら中に撒かれている)かと思いきや、ふとしたきっかけで人々の憎悪に火が着く。
そして、一度火が着けば手をつけられず、一瞬にして街中に憎悪が拡散されていく。
この虚しさ。

個人個人の憎悪の対象や程度は様々であっても、集団になると"人種の違い"というわかりやすい対立構造に変貌してしまうのも恐ろしい。
個人の思想などというものは、集団という底無しの闇に容易く飲み込まれてしまう。
Emma

Emmaの感想・評価

3.6
それぞれに正しいと思うことがあるから難しい。
ある街の人種争いの物語。
どちらかというと黒人が、強引で凶暴で乱暴に見えた。
スパイクリーは白人警官を悪として描写したかったはずだが、あまり伝わらなかった。
題名とは裏腹に正しいことだけをする人間が1人も居なかった。

2019年 12本目
kento1222

kento1222の感想・評価

3.3
目が座ってるスパイクリーは、人種差別に敏感。怒りの矛先はながり流れて、一体どこへ。
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