コッポラのキャリアにおいて70年代は傑作を連発して栄華を極めた正に絶頂期でした。
そんな時代の終わりに放たれたベトナム戦争映画の金字塔であり、制作中に様々なトラブルに見舞われたことでも知られるいわく…
個人的には評価に困る作品。
前半のキルゴアによる空爆シーンまでは文句なく素晴らしい。ワーグナーをかけながら爆撃するというのは、破壊的なシーンでクラシックをガンガンにかけるという意味ではエヴァみたいだ…
このレビューはネタバレを含みます
・ベトナム戦争時、逃走し敵地で王国を築いた大佐を抹殺する任務を言い渡された男の物語
・キルゴア中佐の存在感とキャラが最高すぎて他の内容があまり頭に入ってこなかった
・ 戦争の狂気が全編にわたって…
このレビューはネタバレを含みます
本作が描こうとしたことを理解するには、まず旧約聖書とヨハネの黙示録が言わんとしたことを理解することが不可欠である。さもないとこの映画の本質を見失い、単なる難解で退屈な映画と見誤ってしまう恐れがあるか…
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