イースト/ウェスト 遙かなる祖国の作品情報・感想・評価

「イースト/ウェスト 遙かなる祖国」に投稿された感想・評価

第2次世界大戦、スターリン政権下ソ連が舞台、仏から亡命帰還した家族が運命に翻弄される、脚本「ヤクザガール」のボドロフ。

「離愁」とは違うアプローチだが深く心を打つシナリオ、管理主義体制の大きな過ちや、尊厳の略取がどれほどの国難か…読み取れるこのストーリーは機会があれば観て欲しい。
犬

犬の感想・評価

3.4


冷戦時代のソ連で祖国を思い、激しく生きたフランス人女性の姿を壮大なスケールで描くドラマ

必ず出られる

自由のため

浮気
ロマンスが見どころ

雰囲気ある作品でした
Hewer

Hewerの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

夫がただ不倫していただけじゃ無かったのは救いだった。一応二人は再会できたので良かったねエンド。
冷戦時代のソ連と、その舞台に翻弄されながらも強く生きた若い夫婦の物語。

これは紛れもなく名作である。
しかし同時に容易に鑑賞できない難しさがあった。
こういったテーマだから当たり前かもしれないけど、更にラブロマンスというジャンルに偏るだけでこんなに辛いとは思わなかった。

これ以上ないくらい、壮絶な運命を目に焼き付けることの苦しさ。
名演だからこそ胸打たれる。
生半可な気持ちで観てはいけなかったかもしれないという後悔の念が強い。
an0nym0us

an0nym0usの感想・評価

4.0
初めて観たのは留学中の名画座みたいな映画館。その時は言語能力の低さで深くは理解できなかったけど、オレグさん出てるから、帰国してからレンタルしてみました。

相変わらずの名優っぷり。
この味を出せる俳優さん、最近見ないな。

ストーリーは万人に理解されるものじゃないかもしれないけど、冷戦時代の重厚な感じが苦手でなければオススメしたい良作。
てるる

てるるの感想・評価

4.5
第二次世界大戦後のロシア。フランスに亡命していた医者アレクセイとフランス人の妻マリーとその息子。
スターリンの恩赦が出たことで故郷に戻った家族の過酷すぎる運命。

これぞ本当のラブストーリー。
誤解を恐れずに言えば、巷に溢れるしょーもない恋愛映画を観る前にこれを観るべき。
本当の純愛が何なのか教えてくれる。

そして後半の息詰まる逃亡劇にハラハラ。
ネタバレになるので詳しく書けないけど、ラストのそれぞれの想いが明らかになるシーンは涙無しには語れない。
しかもこれが実話を基にしたストーリーだというから驚愕。

アレクセイ役のオレグ・メンシコフの抑えた演技が素晴らしい。
ラストショットの表情は映画史に残る。
重要なキャラクターのガブリエル役の名優カトリーヌ・ドヌーヴも良いアクセントになっている。

アカデミー外国語映画賞にノミネートされたくらいの傑作なのに日本での知名度が低すぎる。もっと多くの人に観てほしいし、映画好きなら尚更観ておくべき一作。