悪党がたどる悲劇。
原題はペテン、詐欺を意味するが、邦題は死のイメージが強い。サスペンスドラマで登場する断崖絶壁を想像したのだが、思っていた崖と違った。
司祭の服着て善人を騙し、金を巻き上げるペ…
面白い。聖職者として信仰心の強い村人の元に訪れ、信仰心をダシに使いお金を稼ぐ3人組。ピカソは妻にプレゼントし、オーギュストは娘と映画館へ行く。
ピカソは妻にバレて見限られ捨てられてしまう。オーギュ…
ネオレアリズモ的作風の中にも後のフェリーニスタイルの萌芽が随所に見られる。とりわけ大人数が室内でガヤガヤ騒ぐパーティーのシークエンスが傑出。その後人通りの少ない寂しげな通路のショットになるのもいい。…
>>続きを読むアマゾン・プライム経由からのスターチャンネル Ex-dream&Classicで見ました。
人間の良心をテーマにした作品です。
3人組の男が生活費を稼ぐために聖職者/神父になりすましたり、不…
貧しい人を専門に騙していた詐欺師グループがバレる事なく稼いでいたのだが……という作品でした。
いくらなんでも何故そこから?と言いたくなるくらい、善良で貧しい人達から金を巻き上げているので、主人公達…
『道』の次の邦題どうしよ?せや『崖』にしたろ!
安直すぎて笑ってしまった。
巨匠と呼ばれる映画監督達はみな、常にコミュニケーションの不全を映像にしてきた。
言葉が通じない国、繋がらない電話、届かな…
原題『Il Bidone』(1955)
監督 : フェデリコ・フェリーニ
脚本 : フェデリコ・フェリーニ、エンニオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネッリ
撮影 : オテッロ・マルテッリ
編集 : マ…
純真な人々を騙す詐欺師3人組の旅を描いた、フェリーニ監督の人情悲喜劇。
「お前らは人間じゃない。俺にも良心がある。」
ともに"フェリーニの三部作"として語られる『道』『カビリアの夜』と比べるとこ…