なんか田中絹代が出ている場面だけ雰囲気が違うね。山田洋次監督がこの大女優にかなり気を使ってるのが分かる。「男はつらいよ」シリーズでクラシック音楽使っている場面があるのも珍しい。寅さんの弟分なんてのも…
>>続きを読む寅さんが死を意識する回。
特筆すべきは、同業者の突然の訃報を旅の途中で知るシーン。全体を通してそのシーンだけ浮いてるように感じた。田中絹代の出演然り。とすれば、ある意味、作り手側がどうしても強引に…
このレビューはネタバレを含みます
寅さんが幼なじみと居候の大学の先生をくっつけようとする話。
今回は珍しく寅さんが持ちかけられて動揺動揺。
誰も幸せにはならなかったけど、皆前に進めた良い話だった。
幼なじみの子が寅さんに想いを寄せて…
大女優田中絹代との共演がしみじみ沁みた。若い頃から顔も声もおばあちゃんぽい人なので(失礼)こういう役は倍で沁みる。笠智衆や田中絹代みたいな美しい爺ちゃん婆ちゃんはもういないのか。それとも虚構の理想像…
>>続きを読む旅先で、ある家の奥様と雑談する寅さん。
そこで仕事仲間が突然死んでしまったことをきいて線香あげます。
その奥様が田中絹代さん。
小津安二郎初期のサイレントでちょっと前に見たぞ。知ってて見ないと絶対…
観直して、結構この作品の台詞が秀逸で覚えている。お互いに褒め合う、幸せについて語るとか。そして田中絹代。山田洋次は、巨匠の映画に出た俳優をシリーズ通して演出する機会を得ている様にも見える。八千草薫と…
>>続きを読む八千草薫のこの可憐さとゆーかなんちゅうか、胸が胸が苦しいいい。
毎回こんな事を言っているような気がするが、とにかく初期は名作が目白押しで今回も安定の面白さ。亀戸天神での八千草薫とのシーン、当時は子…
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