初〈カール・テオドア・ドライヤー〉観賞。
『裁かるるジャンヌ』もこの監督だったのか。気になりながらもまだ観ていない。早く観よう。
本作の公開は1932年で『裁かるる〜』の4年後。ほぼト書きだがセリ…
ドライヤーが、るんるんと「♪」を浮かべながら撮ったことが、よく伝わってくるようだった。楽しかっただろうな。『アンダルシアの犬』(ルイス・ブニュエル監督, 1929年)を、自分でも撮りたかったのだろう…
>>続きを読む永年観たかったドライヤーの吸血鬼ということで期待大だったが、映像やショットは結構良かったし、棺桶の視点からの見上げる感じのショットは「悪は存在しない」のオープニングを思い出しゾクゾクしたのだけど、脚…
>>続きを読むドライヤーの映画は「劇」的なイメージがなんとなくあるけど、そのような点で今作は異色作に感じた。物語よりも映像が前面に出ていて、演出を魅せる、もっと言えば監督が撮りたいものを撮ってきたものを魅せること…
>>続きを読む1930年時点でこれだけのクオリティを出せることに目覚ましさを覚えます。音による恐怖感の演出、細やかなカットによる役者の表情の分かりやすさなど。現代のホラーでは見かけない演出や表現もあり、ここには新…
>>続きを読む鑑賞者を驚かせたいという意図が全面に出ていて、筋の空白が目立っていた。しかし、影の演出や死人視点の描写、粉挽による埋没シーンは面白かったし、筋の空白は登場人物の意図の錯乱へと逆照射されていて、先の読…
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