アキ・カウリスマキ監督長編第5作。
『パラダイスの夕暮れ』に始まり、『マッチ工場の少女』へと続く、プロレタリアート(労働者の厳しい現実を描く)三部作の第ニ作。
『マッチ工場の少女』や『コントラクト…
結構展開が目まぐるしい犯罪映画だった。
冒頭でいきなり男が自殺するし、暴力もしっかり描かれるしで思ったより過激。主人公たちが脱獄と国外逃亡に成功してハッピーエンドで終わるけれど、格差と貧困が根底にあ…
赤いタイトルバック決まってる
赤い美術と工場
いきなり銃、死ぬのはオフ
真冬にオープンカー、車庫雪で崩れる
瓶で襲われる1カット
服拾う絵を盗む
車と女1カットで収める
捨てた帽子すぐひかれる
銃突…
一番面白い!必要十分な説明しか果たさない簡潔さが性に合ってる。カウリスマキの映画にはやたらと暴漢が出てきて、通り魔的に主人公に暴力を振るうけど、俺は単純だからフィンランドがそういう国だと誤解してしま…
>>続きを読む