2月21日(金)からTOHOシネマズ日比谷さんで開催されている「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K映画祭」(監督作品を毎週1作品、計10作品上映)も7週目。本日は『大病人』(1…
>>続きを読む自分は現在30代だが、自分の死というものを現実のこととして真剣に考えたことがない。
しかしこの映画を鑑賞し、死というものを突きつけられたとき、自分が死の淵に立ったときに果たして何を考えるのだろうと想…
伊丹十三監督の『大病人』は、病院という場所を鋭く風刺したブラックコメディだ。主人公の向井潤三(森繁久彌)が次々と検査や処置に翻弄される姿は、患者よりもシステムを優先する医療の現実を突きつけてくる。森…
>>続きを読む