ジャン・ルノワール監督作。
1945年には『緋色の街/スカーレット・ストリート』としてフリッツ・ラング監督によるリメイク版も制作された、フランスの巨匠ジャン・ルノワール監督初期のサスペンスです。
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シネマヴェーラ渋谷『「ハリウッドのルル」刊行記念 宿命の女 ルイーズ・ブルックス』特集で鑑賞💘その②
ルイーズ・ブルックス特集なのに、彼女が出てない作品を鑑賞😇
どうやら「ハリウッドのルル」って書…
中年男が奔放な女性に騙されて金を注ぎ込んでしまう展開といい、物語の構成といいこの映画が公開される2年前に作られた『パンドラの箱』と前年の『嘆きの天使』とよく似ておりまるでルノワール監督が二つの作品に…
>>続きを読むどちらが好きかと問われれば迷わずリメイク先の『スカーレット・ストリート』を選ぶが、絶望に沈むラングとは異なり、絶望の先に乾いた笑いを持ってくるルノワールのシニシズムも嫌いではない。当たり前だが、出て…
>>続きを読む人形たち「この映画には道徳も教訓もありません」。ラングのリメイクを先に見ていたのでやけに早く話が進むなーと思いつつ見ていると後半の贅沢に時間を使った怒涛の演出にぶち上がる。特にミシェル・シモンが女性…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
フリッツ・ラング監督によるこの作品のリメイク版『スカーレット・ストリート』を先に鑑賞したが、筋書きなどほとんど同じでも、雰囲気やノリが全く違った。
フィルム・ノワールというよりも、こちらの方はシニカ…
え…なんかすごくよかった。いまの心持ちに合っていたというか。
『素晴らしき放浪者』と続けて観て、こちらはハッとするようなショットの連続とミシェル・シモンの素晴らしき放浪者ぶりだけでも十分見応えあった…