冒頭を観た時にこれは劇場で観たかったなと思った。コカコーラの中のトカゲがなぜか頭から離れなくて、それを母親に話したら最高の答えをくれた。アメリカの象徴と龍の国の象徴とその関係性。
これが産まれた時…
戦後日本アングラ代表、寺山修司の出世作
徹頭徹尾
前衛アートです!!
って感じ、良い意味で
初っ端から青年に説教される
映画好きとしてはまあまあ耳が痛い正論…
ここの掴みが最高😂
人力エネルギ…
このレビューはネタバレを含みます
映画の開始冒頭から現実に引き戻そうとしているね。スクリーンの中はいつも空っぽなのはその通りだと思います。
途中で浅川マキが出てきたの驚いた。主人公に手相見てあげるとか言いながら100円奪ってどこか…
「町は開かれた書物である。書くべき余白は無限にある」
SNSで好きな人だけをフォローしていると、どうしてもタイムラインが似たような境遇や思考に偏ってしまう。そのうちに、それが世の中の大多数の声に見…
スクリーンの中はいつでも空っぽ
何かに待ちくたびれてる
タバコ、マッチ、グリコでアルバイト、誰も俺の名前なんて知らない
カクっと回転する空、ボクシングリング、復讐、くたばっちまえ、家畜小屋
万引き…
寺山修司、劇場長編映画デビュー作。
鬱屈した葛藤、怒りの乱れ撃ち。
カメラに向かって「飛ぶんだ!」「バカヤロー!」と
主人公が荒々しく叫んでくる。
燃える星条旗、うさぎ鍋、姥売り、
…
駄目な環境で生きているがそこを出て行くことを夢見る主人公がその場で生きる決心をするまで
10代の頃から10年に一度くらい観ている
今初めて観たらどう感じるのかわからないけれど思い出・思い入れ込み…
寺山修司の信念的なものがこれでもかと詰め込まれている。
舞台上と客席の概念を無くすこと。
書を捨ててお前自体が言葉を書き記せ、道路、壁、すべての場所を劇場にしろ。そんな思いが伝わってくる。
寺山…