午前十時の映画祭で。
一つの殺人事件を追う過程で浮かび上がる強烈な差別。
ハンセン病を描きつつ、けれどもその差別が他の疾病など含め未だに続いてる事を思うと、本作が古典として君臨する事に納得。
同時に…
【再鑑賞】
2019-197-154-043
2019.10.3 TC錦糸町オリナス Scr.1
午前十時の映画祭10-FINAL 13本目
やはり名作且つ傑作
魂が揺すぶられる。
人類がみ…
松本清張って本当すごい、となる映画。
昔見た時は、辛い過去から逃げるために仕方なく犯した犯罪という印象だったのだけれど、大人になって改めて鑑賞したら、やっぱり人間には超えてはならない一線があるし、…
父子の別れといった人間ドラマ的な要素やハンセン病患者への差別といった社会問題を取り扱っており、サスペンスの域を超えた重厚な作りになっている。島田陽子の美しさと終盤の壮大なピアノの演奏シーンが印象的だ…
>>続きを読む笠智衆さん大好き〜
日本人の不寛容は、ハンセン病の頃もコロナの時も変わらない。自分も感染するかもしれないという恐怖は理解できるけど、追い払ったり石投げたり、見ていて辛かった。もう少し緩く共存できな…
「そんな人知らねぇ」
100%の善意だった。
それがある殺人の動機になってしまう悲劇。
暑い夏、二人の刑事が足を使ってじわじわと事件の真相に迫る前半も面白いが、本作の白眉はラスト40分にわたる「…
橋本プロダクション