運命
“いつか”を待つ少女の目線に釘付けになった92分だった。
独りで運命に立ち向かおうとする姿勢も、子供同士の配慮もとても丁寧に描かれている。
登場人物が皆、寡黙で不器用。甘えは許されない環境。…
国際養子縁組がここでも…アメリカ
「ムシャクシャするなら布団を叩きな」
受け継がれる花札占い…年の数だけシャッフル
切なく、何ともやりきれない作品
でも韓国ではこんなことが多くあったんだろう
…
朝鮮戦争後の韓国タブー史の一端、
「親切なクムジャさん」(2005)でも
描かれていた養子縁組がテーマ
子供の目線で、重厚凝縮された表現
夭折キム・セロンの映画デビュー作!
孤児院到着あたりからグ…
韓国の芦田愛菜ちゃん…
(もしや…それ以上に天才…!?)
と思っているキムセロン、
登場からべらぼうにかわいい。
なんでしょうこのかわいさは。
笑顔なんて切なくなるほどかわいい。
そしてまた大人の…
監督の実体験をもとに作られ、その事を映画にするというのはどれほどの想いの強さかが読み取れます。
施設に入った時から別の人生を歩く事を余儀なくされ、その辛さ、段々と諦めから前向きになろうとする心の動き…