映像作品として
これは秀逸。
9歳の女児が
孤児院に引き取られてから
抗い、打ち解け、泣き、沈み。
他にあまりない映画でした。
こういう場所ならこんなことが起きるだろう
こういう人はきっとこう…
運命
“いつか”を待つ少女の目線に釘付けになった92分だった。
独りで運命に立ち向かおうとする姿勢も、子供同士の配慮もとても丁寧に描かれている。
登場人物が皆、寡黙で不器用。甘えは許されない環境。…
「少女ムシェット」を観たためか、居場所のない少女話が続き気が滅入りそうになるが名作でしょう。ムシェットと違っていじめや寂しさがありながらも周りに少なくとも気にする大人がいるのは大きな違いだろうか。し…
>>続きを読む監督の実体験をもとに作られ、その事を映画にするというのはどれほどの想いの強さかが読み取れます。
施設に入った時から別の人生を歩く事を余儀なくされ、その辛さ、段々と諦めから前向きになろうとする心の動き…
『アジョシ』が印象的だったキム・セロン、今作はその『アジョシ』より前の作品で映画デビュー作っぽい。
そんな彼女は子役で名を馳せ大人になり、“飲酒運転事故”で謹慎…復帰したと思ったら…今年残念な訃報……