〖1930年代映画:人間ドラマ:松竹:日本名作映画集〗
1936年製作で、小津安二郎監督の初のトーキー映画で、母と一人息子との現実を描いた人間ドラマらしい⁉️
小津監督作品としては、コミカルさはほと…
田舎の秀才が、東京に出てくるとそうでもなくなってしまうと言うような設定の映像化良く思いついたなあ。。
でも、ありのままでいいんだぜ!からの奮起なところがまさに小津作品。
それから、カメラ目線ショット…
親が東京に暮らす息子の家を訪れるという「東京物語」の原型のようなストーリーだった。
かつての熱意を失った、不甲斐ない息子に喝を入れるシーンは母親の心からの思いが伝わってきて良かった。
しかし、小津の…
さすがにそんなわけない笑顔が、とても印象に残った。
張り付いたような笑顔で覆い隠す。
それが切ない。
でもその切なさが親子ならではの愛の深さを強く強く浮かび上がらせる。
ラストカットはなんだろう。…
この作品に限ったことじゃないし、すでにどこかで指摘されているんだと思うけど、最近小津、成瀬なんかをバラバラっと見て思うのは、しゃがむ、立ち上がるという動作が繰り返されるということ。日本家屋の特性上そ…
>>続きを読む松竹株式会社