このレビューはネタバレを含みます
歯を見せたまま話す顔の気味悪さ。これが建前。
お気に入りに入れてる時は、小津映画と忘れていたが、オープニングロールの素敵な字で気づく。この字、マスターしたい…!
本音と建前が成長した息子と母親の間に…
小津の初トーキーなる作品
東京物語の原型なのかなこれは
あと時代的に亭主関白が許されてた時代だからしょうがないけど夫の妻の対応がイラッとした
あと前半ずっと貼り付けたような謎の笑顔が恐怖を感じた(こ…
大正から昭和初期のシングルマザー
学歴社会の到来にかぶれる教師
その教師にそそのかされ、進学をせがむ息子
そんな3人の物語。
懐かしさのさらに前のことなんだけど、時代劇までは遡らないので…
小津安二郎が1936年に撮った初めてのトーキー作品。ハリウッドでトーキー作品『ジャズ・シンガー』が撮られたのが1927年で、この映画が登場したときには、世界的にはすでにサイレント映画はほとんど撮られ…
>>続きを読む一人息子のために身を削って働き、その立身出世を願ってきた母の思いとは裏腹に、安定した暮らしをしていたはずの息子は、勤めていた市役所を辞して夜学の教師となり、母に連絡もせずに妻子を持ち、古びた一軒家に…
>>続きを読む何者かになれるのか問題in1936
今を犠牲にして未来に賭けるというのは危険だね。
ましてや5年後には大戦に巻き込まれてほぼ間違いなく徴兵され、東京一帯も焼け野原になるわけだし。
しかし、小津リ…
小津安二郎監督の観る
信州の貧しい家庭で母一人に
育てられた良介は大学まで通
い東京で就職する。数年後母
は息子に会いに上京するが
脚本 池田忠雄/荒田正男
久しぶりまたまた観る
社会人として…
田舎の秀才が、東京に出てくるとそうでもなくなってしまうと言うような設定の映像化良く思いついたなあ。。
でも、ありのままでいいんだぜ!からの奮起なところがまさに小津作品。
それから、カメラ目線ショット…
親が東京に暮らす息子の家を訪れるという「東京物語」の原型のようなストーリーだった。
かつての熱意を失った、不甲斐ない息子に喝を入れるシーンは母親の心からの思いが伝わってきて良かった。
しかし、小津の…