さすがにそんなわけない笑顔が、とても印象に残った。
張り付いたような笑顔で覆い隠す。
それが切ない。
でもその切なさが親子ならではの愛の深さを強く強く浮かび上がらせる。
ラストカットはなんだろう。…
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こっちが俺の東京物語や……。
ぽろぽろ泣いた。
お前が偉くなった姿が見たい一心で働いてきたのにお前自身が出世を、人生を諦めないでくれと良助に語るかーやんの姿、諦念にまみれながらも、困った人に手を差…
なんと言っても1936年の映画が見れることに感謝しかない。演出にわざとらしさや派手さがなく素直に見れる。
田舎でおっかさんとずっといればよかったと息子は言ったが本音だよな。その方が気苦労が少なかっ…
親が子を思う気持ち
子が親を思う気持ち
どちらも丁寧で切実だった。
思うようには行っていない現状に
親子共に苦しくなるし
でも思わないところで嬉しさも感じるし。
田舎に帰ってからのおかあさんのシーン…
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清貧という言葉があるように、貧しく慎ましく生きることこそ美徳なのかもしれない。もちろん明日食うものにも困るというような状態になってしまっては大変だが、もう少しお金があれば欲しいものが買えるのになあと…
>>続きを読む女手ひとつで息子を育て、本人の希望を叶えて中学校にまで行かせた母親。長い年月を経て再開した息子は、東京で何者にもなっていなかった。期待していた姿とは違う息子の姿と向き合わされる母親と、合わせる顔がな…
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生誕120周年 没後60周年記念
小津安二郎の世界〈35mmフィルム〉
人生の悲劇の一幕は親子になったことから始まっている。
東京へ出てきても、夜学の先生というそこまで誇れない仕事をしている姿は…
松竹株式会社