親が子を思う気持ち
子が親を思う気持ち
どちらも丁寧で切実だった。
思うようには行っていない現状に
親子共に苦しくなるし
でも思わないところで嬉しさも感じるし。
田舎に帰ってからのおかあさんのシーン…
このレビューはネタバレを含みます
清貧という言葉があるように、貧しく慎ましく生きることこそ美徳なのかもしれない。もちろん明日食うものにも困るというような状態になってしまっては大変だが、もう少しお金があれば欲しいものが買えるのになあと…
>>続きを読む女手ひとつで息子を育て、本人の希望を叶えて中学校にまで行かせた母親。長い年月を経て再開した息子は、東京で何者にもなっていなかった。期待していた姿とは違う息子の姿と向き合わされる母親と、合わせる顔がな…
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生誕120周年 没後60周年記念
小津安二郎の世界〈35mmフィルム〉
人生の悲劇の一幕は親子になったことから始まっている。
東京へ出てきても、夜学の先生というそこまで誇れない仕事をしている姿は…
真打小津安二郎監督の初のトーキー映画は、ペーソス溢れるリアリズムの粋をいく傑作。息子日守新一は上京して24歳、既に妻坪内美子と赤ん坊を抱える夜間教師で、双六では上がりに近いと、母飯田蝶子を落胆させる…
>>続きを読む神保町シアターの特別企画「生誕120年・没後60年記念 フィルムでよみがえる――白と黒の小津安二郎」にて鑑賞。あらすじは以下の抜粋のとおり。
「一人息子の立身出世を信じて身を削り働いてきた母は、東…
(35mm英字幕)
私が世界に遺す映画を一本選べるのであれば、本作を選ぶ。
至極プライベートな内容であるがゆえに普遍的だと思っていたら、ヴィム・ヴェンダースもジャ・ジャンクーも同じことを言ってくれ…
小津安二郎、初のトーキー映画
長野、信州に住む母親と一人息子。お金はないのだが、息子を勉学のため学校に行かせる母親。やがて息子は東京に出て、母親は久しぶりに会いに行く。
名シーンはいくつも…
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