このレビューはネタバレを含みます
もし、この作品が既に検閲が入り、手直しされた後の作品だったとしたら…娘を撮るために買ったカメラ、映画祭での受賞、破棄したフィルム、それらの場面で挿入される酩酊としゃっくりはこの映画の製作者による抵抗…
>>続きを読むキェシロフスキ6作品目。
普段は1人の監督の作品を時系列順に過去から観ていくことが多いけど、キェシロフスキはだいぶ順番ごちゃごちゃになってもうた。
この前に観た『傷跡』(1976)がキェシロフスキ…
映画じゃなくてもなにかしらの創作にのめり込んだ経験があればもっと楽しめただろうな
撮ることに取り憑かれていく感じがフェイブルマンズに似ていた、妻が去っていくところを指でフレーミングしてるところなんか…
たまたま手に取ったDVDがこんなに面白いとは、レンタルビデオ屋もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
本作は、生まれた娘の成長を記録するためにカメラを買った男が、やがてアマチュア映画監督になっていく…
タカ鳩食い,8mmカメラ入手,赤子撮影,社内祝賀会撮影依頼,工場長カット依頼,コンペ誘致,汽車,批判,グランプリ該当なし,三等,土掘り撮影,夫婦喧嘩,葬式,小人撮影,TV使用許可,ズームカメラ入手,…
>>続きを読む何か創作を仕事にすることのしんどさが詰まっている。積み上げてきた仕事も家庭も仲間も失い、代わりの居場所と思った映画にさえ突き放されて、それでもなお震える手で自分自身をカメラの前に晒せる人だけがプロに…
>>続きを読む8mmカメラを買った工場勤めのおっさんが映像制作にのめり込んで気付いたら色々と失う悲喜劇。『傷跡』で広報部長みたいな役やってた人が主人公。
田舎のおっさんの話がカメラを向けることの加害性、明らかに前…