アマチュアのネタバレレビュー・内容・結末

『アマチュア』に投稿されたネタバレ・内容・結末

もし、この作品が既に検閲が入り、手直しされた後の作品だったとしたら…娘を撮るために買ったカメラ、映画祭での受賞、破棄したフィルム、それらの場面で挿入される酩酊としゃっくりはこの映画の製作者による抵抗…

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2024年91本目

大学の授業で

カメラで撮るという行為によって崩壊していく様は、今我々が目にするSNSで話題になるために過激化していく人々と似たものを感じた。

まずはマッティ・ペロンパーみのある主演の方の顔が良い。イエジー・シュトゥル、共同脚本とのこと。彼のほどよく呑気で滑稽な顔面のおかげで、丁度いい塩梅におかしみと哀愁、寓話性を与えてくれているような。娘…

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自分自身と、そしてカメラには映しきれないものと向き合えるかどうか、これが映画監督の課題なのかもしれない。
最後にようやく自分自身と向き合うかのように初めて自分にカメラを向けたラストシーンが意味深い。…

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生まれたばかりの娘の撮影のために8㎜カメラを買ったのをきっかけに映画制作にはまった男。会社の記録映画の制作を依頼され、そこでいろいろと趣向を凝らしていく中で、映画的な手法や撮るべき題材を探っていく。…

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スマホカメラで、誰でも何でも撮れる現代。何億人ものアマチュアが溢れてる。工場長がしてくれる話や直属の上司の件など。ガツンと響くテーマだった。

カフカはやっぱり、マジックリアリズムだよね。

撮るこ…

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大傑作。
妻の悪夢から始まり主人公の口述による回想で終わる間接的な円環構造がいい。勤務先の工場からの依頼を契機に、家庭を省みず映画制作に没頭し始める主人公と、娘を出産したばかりで不安を抱える妻という…

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娘の成長を撮るために給料2ヶ月分でビデオカメラを購入→職場の祝賀会を撮影したらアマチュア映画界で評価されてどんどんのめり込み、家庭や職場、地域社会への迷惑など現実世界を省みなくなり大切なものを失うま…

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カメラを手にしたのは、ただ自分のなかに形として残したかっただけなのですが.. .
映画にとり憑かれ喪われる代償
ラストのシーン、本人に向けられたカメラが銃口にみえました。


昔ついてた人がポー…

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子供が生まれ平穏な家庭生活を手にすると思いきや、意外な才能を見出しアマチュア映画監督に。でもやりたいことが他にあるなら子どもなんて邪魔でしかないからそれでいいんじゃないですかね。
子どもの成長を撮る…

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