これもまた、ある意味ではメタフィクションのひとつになるのだろうか。さほど面白いとは思わないが....「つまらなくもない」程度の評価はすべきだろう。
取っ掛かりは、モダンアート論の書物『贋作』の作家…
最初はキアロスタミ版「ビフォア」シリーズかと思ってぼんやり観ていたが、さらりと幻惑される方向に・・・。
正対するショットの切り返しで心情をあぶり出すところがとてもうまい。それがサスペンスとしての緊…
アッバス・キアロスタミ監督作品✧
本物と贋作の違いとは。
本物と贋作の価値とは。
カメラワークが個性的で
映像がとても美しい♡
地味で退屈なのはいつも通り✧
あえてフレームに映さない演出や…
二人は仮初めの夫婦を演じているのか、それとも見知らぬ男女の素振りこそが虚構なのか。
解釈は人それぞれでいいと思う。「説明」も野暮だけど、どちらでもそれは可能であり不可能である。
本物("orig…
本の作者と、その読者の1人として出会った男女が、夫婦と誤解された事をきっかけに夫婦のフリをし始め、本のテーマである“本物と贋作”についての議論を交わしながらトスカーナの村を散策しているうちに、いつし…
>>続きを読む【(6)2015/1/8:横浜シネマリン】
ディスコミュニケートなドーナツトーク、見えない対象、「真」と「贋」の錯綜。不安定な散歩みたいな作品。
キアロスタミの映画って、映画の可能性の外側で生まれ…