恐ろしくモダン。マジで30年代なんか?ってなる。ファーストショットのネオンサインからおしゃれ過ぎる。地下鉄のロケーション撮影とかもあって驚く。婚約者がアパートを訪れるところで、2階建ての建築を存分に…
>>続きを読む家族のために金を工面すべく、上司の愛人になる女。家族のためにやった事のせいで家族から見放され、社会からも見放されてしまう。
男に完全に裏切られたと悟った時の彼女の表情よ。ラストは報われないが、強かに…
父が横領した会社の金を補填するために社長の愛人になり、兄の通う大学の学費を賄うために知人の男から金を騙し取った女の末路を描く。
序盤で画面に映り込む「金故に堕落した女」との記事がアヤ子の未来を暗示…
溝口健二監督のまた観る
電話交換手アヤ子は横領罪に
問われてる父と口論になり家を
出るが男に囲われて父を救う為
の金作る
脚本 依田義賢
家族の為に体を張って金を作るが詐欺ま
がいで逮捕され家…
画質も音も相当劣化が進んでおり、この映画の本来の姿ではないのだろうなという印象。邦画は30年代のものになると途端に素材が劣化してしまうことが多いように思うが、ハリウッド映画であれば十分な質を維持し…
>>続きを読む小さい🐶を布団に入れてる女から野良犬みたいな女の正面突きまで、さらさらと流れ落ちる71分。山田五十鈴19歳にしてどんだけのもん背負わされてるねん。
花王石鹸、キャバレー赤玉、と、夜の大阪のネオンは…
山田五十鈴がドアップになるラストシーンがとても良い!
どん底に落とされながらも前を向く、強い女の表情だ。
心斎橋そごう(十合)と思われる、在りし日の百貨店が登場するシーン。
化粧品売場やエレベータ…
話の内容はともかく、映画の雰囲気は90年近く前のものとはとても思えない。方言だから古さを感じにくいのかもしれない。元同僚の男がアパートに来たときのカメラワークがなんかすごかった。これまで無意識のうち…
>>続きを読む『浪華悲歌』松竹大谷図書館所蔵