クライマックスの緊張感!所々「狂った一頁」を彷彿とさせるものがあった。
設定が平安時代末期のため、初めはカラーに違和感があったが、観ているうちに慣れてきた。
袈裟の妖艶な美しさはやはり素晴らしい…
ストーカー(平安時代ver.)
〜まじキモすぎ御免〜
ただひたすら盛遠が鳥肌奴でイライラしていましたが追い詰められた袈裟ちゃんの頼み事を聞いてからすごく引き込まれて面白かった。のにクライマックス!…
これも父の秘蔵DVD BOXから視聴。
ラストシーンだけ、ちょこっと覗いた妻が
大写になっている門を見て、
「羅生門?」と訊いてきた。
「羅生門」との比較。
「羅生門」は、ヴェネツィアで、
「…
このレビューはネタバレを含みます
パルム・ドール&アカデミー賞衣装デザイン賞。やはりカンヌ国際映画祭は三大映画祭の中でも個人的に肌にあっている印象。
衣装もセットの作りや布の柄も鮮やかで美しい。
京マチ子さんの色ぽさが満開。あと琴…
平安時代を舞台に平清盛に仕える盛遠は人妻である袈裟に恋焦がれ暴走していく戯曲を基にした映画
当時のカラーとしてあまりに色彩豊かで当時のパルム・ドールをとったのも納得の名作だった
羅生門と全く違う演技…
演出4
演技4
脚本3
撮影4
音楽5
技術5
好み4
インスピレーション3
アカデミー賞で衣裳デザイン賞を受賞した、色彩豊かな着物、屋内の調度品、直垂(ひたたれ)等があでやかで楽しい。冒頭から逃…
本作のストーリーは、はっきり言って、三流とまでは言わないが、二流である。その意味では、本作の音楽を担当している芥川也寸志の父親、龍之介が1918年に書いた短編『袈裟と盛遠』の方が、心理主義的解釈で…
>>続きを読む©KADOKAWA1953