1947年公開。脚本池田忠雄、小津安二郎。監督小津安二郎。
焼跡の中の築地本願寺の偉容に驚く。
笠智衆が九段で拾ってきたこどもに飯田蝶子が翻弄されつつもいつしか情が移ってしまう、といった人情噺。…
小津安二郎の映画はたくさん見たつもりだったけど、初期のものに触れるといまだに新鮮な驚きがある。なんだろう、この鮮やかな驚きは。一つには役者の今見ても新鮮な姿。決して美人ではない飯田蝶子という役者が奏…
>>続きを読む子供を拾って、拒絶して、しぶしぶ面倒を見て、愛着が沸いたと思ったら結局別れが来て、別の子を拾いに行くか、となって終わる。
筋にするとこれだけだけど、子供への拒否感とか、各段階での大人の振る舞いが、…
こんちわ
戦前のコメディ路線を継承した本作は、占い師登竜堂(笠智衆)がどこぞから拾ってきた少年(青木放屁)を長屋の住人同士で押しつけ合うシーンから始まる。まるで戦争孤児のような風体の幸平少年、シラ…
終戦80年特集で上映されていたので神保町シアターにて郷愁に想いを馳せるじいじ、ばあばと鑑賞しました。テーマがテーマなので鬱々とした気分になるのかもと身構えましたが、みんなでワッハッハと笑い楽しい時間…
>>続きを読む松竹株式会社