血ではなく、その血を吸う蚤だけが「家-族」を「家族」とする。家族なんて"動産"としての、あるいは"象徴"としての家に集まってくるもんであってもともとそこにあるのが当然のものなんかではないのよ。にして…
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小津安二郎7本目。
7本観た中では状態込みで一番まともな映画だったけど特別面白いわけではなかった。少し甘めに見積もって2.5点。
小津は今のところ金と親子と義理人情のどれかもしくは複数がテーマの作品…
このレビューはネタバレを含みます
普通すぎる。急に子供に愛着湧いたなおばちゃん、という感じ。特に可愛げのある子供でもないのに。このおばちゃん役の女優さんが、本当に見たことあるようなおばちゃんで凄い。リアリティすごすぎる。今の映画だと…
>>続きを読む『長屋紳士録』初鑑賞。小津の戦後復帰作。得意の子どもを使ったユーモアたっぷりの長屋もので、湿っぽさは控えめだが、なんてシンプルで切ない話だろう。日本人の人情が失われる危機感も台詞で多くありメッセージ…
>>続きを読む〖1940年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1947年製作で、戦後の下町を舞台にした人情劇らしい⁉️
さすが小津安次郎監督❗って感じで、下町の人達を自然に描いて、戦後の情景をリアルに描いた作品でした。
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短文感想 65点
評価は結構高いのですが、まあ普通でしたかねえ。やはり小津調が効いていて、このあたりは本当に毎回徹底していますね。小さな男の子とその世話をしなければならなくなった女の話。最初はお互い…
2021/11/02 Prime Video
初・小津安二郎。構図の美しさは確かに感じた。遠近法の活用の仕方(終盤の3人の頭頂部を直線で結ぶような配置)が個人的にはグッと来た。
ごくシンプルな話だけ…
松竹株式会社