中盤まではあまり関係のない人物同士の会話などもそこそこあり、退屈な感じだったけど、終盤から引き込まれていった。
まあ、おたねが子供可愛くなるのは急な感じもしたけれども、ともに過ごした一週間でいろい…
戦争で親を失った子供に対する大人の態度がなかなかシビアで、終戦直後の余裕のない時代はこんなだったのかなあという気持ち。
最初は疎ましい存在だった孤児の幸平に愛情を持ち、自分の子として受け入れようと決…
こんちわ
戦前のコメディ路線を継承した本作は、占い師登竜堂(笠智衆)がどこぞから拾ってきた少年(青木放屁)を長屋の住人同士で押しつけ合うシーンから始まる。まるで戦争孤児のような風体の幸平少年、シラ…
終戦80年特集で上映されていたので神保町シアターにて郷愁に想いを馳せるじいじ、ばあばと鑑賞しました。テーマがテーマなので鬱々とした気分になるのかもと身構えましたが、みんなでワッハッハと笑い楽しい時間…
>>続きを読む1946年2月、日本に帰国した小津監督が
1年の休養の後に撮影した戦後1作目の本作。
これぞ人情だなあという作品。
主人公のおたねは、数年前に夫も子どもも
亡くし、長屋に一人で住み金物屋を営む。
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