
このレビューはネタバレを含みます
信念を貫くとはこういうことなんですね。たとえ相手が国王であっても、良心を曲げずに処刑台に向かったトーマス・モア。彼の姿はまさに聖職者の鏡でした。
国王がアン・ブーリンとの結婚式で、参列者をトーマス…
No.4718
NHK BSP4Kにて視聴。
アカデミー作品賞受賞作だが、意外にもまだ見ていなかった。
なんか嫌な話・・・。
信念やら思想・信条なんて、千差万別で人ごとに違うの当たり前なのに…
トマス・モアは『ユートピア』を書いて宗教的寛容を説きながら、この作品で描かれるような頑なさのために何人もの異端者を火炙りにしてきた人物で、だからこそ面白い人だと思うのだけれど、この映画ではその多面的…
>>続きを読む宗教って何のためにあるんだろうね。そんなもののために死んだり殺したり…美談…なんだろうけど、到底理解出来るものではなかった。そして一番狡賢い人が最後まで幸せに生きて…って、神も仏もないじゃんか。この…
>>続きを読むトマス・モアの伝記でもある戯曲の映画化。大法官時代は尺の中でかなり短い。もともとヘンリー8世が、1000日王妃・アンとの婚姻を認めさせるためのあからさまな採り立てだったのか。他人を式に来てくれたモア…
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