盲目の彫刻家がモデルの女性を誘拐し、アトリエに閉じ込め彼女の体に手を触れながら作品を作っていく…という話
時代的なものもあり、女性に対する消費や、障害者差別的な描き方もどうなのかとは思うが、船越英…
途中、
『ドント・ブリーズ』と化す!
そのアヴァンギャルドさが取り沙汰されがちではあるが、流石の増村保造で空間設計と展開の構築の“巧さ”にちゃんと唸る。ホラーといえばホラーだけれど、けっこう声出し…
4K修復版を鑑賞。
モデルの女が、全盲の男と母親に誘拐後、監禁される。触覚による芸術を作りたいと、男は女を強引に彫刻のモデルにしてしまう。アトリエ兼自宅で、奇妙な三角関係に陥る。
女性の体のパー…
理路整然とエスカレートしていくインモラルのヤバみ。クローネンバーグの『クラッシュ』にもちょっと通ずる感覚を持った。交通事故という接触を経てのエクスタシーは、『盲獣』の触覚への追求と重なるのではないか…
>>続きを読む界隈で話題になったモデルが全盲の男に誘拐され…
いやー凄いものを見てしまった。
船越英二、緑魔子、千石規子の三人芝居。少数精鋭!個々の芝居にただならぬ熱を感じた。 最終的に予想を遥かに超える狂…
このレビューはネタバレを含みます
とにかく体が動く!
めちゃよかったです。
緑魔子さんの身体。顔。声もよく、
船越さんの芝居の技量の高さは身体のコントロールの高さから見える。
飽きないねーー人物がずっと動いてた。
理詰めと身体性に特…
増村保造による怪作。
江戸川乱歩の小説を原作としている本作。
かなり脚色がなされているらしいが、盲目の男による触覚芸術の探求という設定と、脚色された脚本、増村保造による演出が歪ながらも巧妙に混じり…
悪夢の密室劇。ホラーというか、猟奇の世界。最初は『コレクター』のようで、次第にエスカレート。モデルの魔子が、マッサージに呼んだ船越に拉致される。閉じ込められた倉庫は、奇怪な彫刻に囲まれたアトリエ。四…
>>続きを読む触覚
船越英二と緑魔子、千石規子のたった3人で地下スタジオで演技合戦させましたみたいな密室映画。巨大な女の裸体の上が芝居場なのだが、美術負けしてないのが凄い。触覚による性的倒錯。にしても女体に引き…