午前中の時間割りに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『午前中の時間割り』に投稿された感想・評価

4.0
ガーリー、エモ的な映像に抵抗するような物語があるのでは、8mmの映像に含まれない下村が物語のキーとして1人、映像内のレイコと青年、草子の関係性に抵抗するような構図があるため

羽仁進 監督作品


2人の仲の良い女子高校生が旅行に出かけるが1人が事故死してしまう。。
その死因を確かめようと友人が彼女たちが撮影した8ミリを映写する
そして、その写し出された映像には彼女達の…

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3.3
旅行中に命を落とした友人を道中撮影した8ミリフィルムで追憶。

ある場面で気球で世界一周を目指して消息を絶った鈴木さんを思い出した。
yomi
4.0
・和製ひなぎく
・ジョナスメカス的
・独特の湿っぽさ
・羽仁映画のオープニングはおしゃれでいつも最高
17歳の二人の女子高生に8ミリカメラを渡し、お互い好きなものを撮らせる。二人が撮った映像を我々も見る。「妖精の詩」は耐え難い作品だったが、本作は羽仁の実験精神に戻った作品となった。
日劇文化にて。
ぜろ
3.6

不気味すぎる。モノクロ&昔の学生を組み合わせた映像ってどうしてこうも怖いんだろう。でもそこがATGらしくて良かったかも。

なんだろう…
学生時代に(俺は平成生まれだが)場末のくっそ汚いミニシアター…

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NS
4.0

8ミリ映像に、何かしら映画の原風景的な相貌が現れる様に見えるのはなぜなのか。8ミリ映像は本来的にサイレント映画であって、同期的な音声という、言わば映像に実体的なイメージをもたらす媒体が欠けていること…

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4.0

まさに疑似ドキュメンタリーの傑作。本当に、こういう世界があって、こういう事件が起こったのかと錯覚してしまう。
それにしても、今木草子を演じた国木田アコさんは魅力的だ。でも、この一本しか出演していない…

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深緑
3.5
香しきATGの世界。

美人とブスを行ったり来たりする国木田アコやパンサー菅にしか見えない沖さんといった面々を抑え、打点の高い飛び蹴りを披露する先生が初見では一位。
モノクロの実世界、カラーで瑞々しく映る8ミリの記録。
アンニュイでメランコリックな70年代の空気感。
女性二人組のカップリングが『ひなぎく』を連想したり。
目に止まるジャケットの物体は乗り物だったか。

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