怒りや醜さ、恋をする喜び、別れの苦しみや悲しみを盛大な音楽とオペラに乗せて忙しなく、でもしんみりと描いていて、この緩急が凄かった。前半のうるさい馬鹿騒ぎに慣れたところで後半のしんみり感が来たので、逆…
>>続きを読むボスニアの田舎で平和に暮らす鉄道技師ルカ。
その暮らしはボスニア紛争勃発と共に壊れてしまう。
愚かな妻は駆け落ちし、自慢の息子は徴兵に取られた上に捕虜となる。
息子と交換にこちらの捕虜を引き渡すはず…
「民族より人柄さ。」
尊敬するアンダーグラウンドのエミール・クストリッツァ監督の映画です。
ボスニアのとある田舎の風景。
羊飼いと犬。列車のレールには手動の荷物運びにニワトリやロバがいます。
郵…
音楽がよかった。
動物と人間を同じ扱いで映していて、今まで映画に出てくる動物をこんなに気にして見たことはなかったが、すごくよかった。
息子を眺めるシーンの犬が特に、一体どうやって撮ったんだろうと思う…
この監督、「好きだ」と確信。
こういう人を天才というんだとおもう。
ドタバタしていて、
フィニッシュが美しい。
ドタバタの部分は笑わせられるというよりも、勝手に笑ってきちゃう。
とっちらかったリ…