僕の村は戦場だったの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『僕の村は戦場だった』に投稿された感想・評価

3.5
TSUTAYA宅配レンタル②

母、井戸、白樺の林、十字架、リンゴ、妹
4.5

黒々とした沼地の戦場に、彗星のように舞い降りる照明弾の美しさ。

原題は『Ivanovo detstvo』(イワンの子供時代)であり、邦題の『僕の村は戦場だった』を内容に沿って言い表すなら、僕の「居…

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苦しすぎて眠れなくなった
家族みんな死んで戦争でしか生きられなくなった少年の話だった

本当に最初から事態が好転しないというか、もう死の匂いしかしないんだけど、だからこそ回想シーンやラストは圧巻 残…

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個人的には邦題が残念『イヴァンの少年時代』で良かった気がする。カメラワークもかなり動くシーンがあったり、後の作品につながる表現もある。ただあまり自分には刺さらないかも。
4.1

タルコフスキーにしては、緊迫感を出すために分かりやすくPOVを使ってみたり、かなり説話的な映像の作り方をしてるし、物語の中心にしっかり葛藤があってドラマをしようとしてることがわかる。そこに文句つけよ…

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タルコフスキー監督作なのに哲学的な匂いがしなくてかなり分かりやすい!!!!
モノクロで森の中だと木と人の影が重なって見にくいかな~と思うし、モノクロならではのおどろおどろしさと緊張感だよな~とも思う…

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タルコフスキーの3作目、そして長編第1作。少年イワンの村にドイツ軍が侵攻。村を焼き払う。両親は行方不明に。イドイツ軍が去ると、ワンは斥候として戦う。「危険だ、学校へ行け」と言われるが「いま戦わないの…

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4.2
白樺の森でのダンスは、モノクロでなければあり得なかった芸術表現だと思う。モノクロ映画はカラー映画の前段階ではなくて、全く別個の、独立した表現技法だと捉える必要があると思わされた。
Juzo
4.8

夢のなかでだけ、イワンは木々の間を走り回り、母の声を聞き、水辺で笑う。
でも目を覚ませばそこは、鉄と泥と死の匂いに満ちた現実。
それでもタルコフスキーは、夢の時間のなかにこそ、人間の救いがあると信じ…

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konaka
4.0
記憶と想像力が人を苦しめ、同時に救いもする。

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