エドワード・ヤンの映画は視界に収まらんぐらいの大画面で尚且つ耳ぶっとばず爆音で観たい。退廃的な生活の気怠さの中にあるスタイリュッシュさの抽出が綺麗だからかっこいい〜〜〜となります。
ヴィルジニー・ル…
台湾、エドワード・ヤン監督作の約20年前の古い映画。
「恐怖分子」と「ヤンヤン 夏の想い出」を見た時は、構図の素晴しさや映像美から「ひょっとしてこの監督ゲイなんじゃねぇかな?」などと思ったりもした…
東京とは違う独特のゴチャゴチャ感と渇いたネオンの光を放つ町 台湾での、若者たちの群像劇。
エドワード・ヤン作品は2作目。
上手く言えないけど、本当にただ好きだ。この人の撮る空気感。映る彼らとの距離…
絶妙なまでの照明の扱いと人物の動かし方がある。物語中盤、ヴィルジニー・ルドワイヤンが売春をやると知らされる。ヴィルジニーが左方向に数歩歩くことで彼女に当たる光が「白色」蛍光灯から、外からの「青」の照…
>>続きを読むヤバッ!
痛々しい描写も多いのにめちゃくちゃ幸福な恋愛映画だった。し、犯罪映画としても普通にエンターテイメントしてるのも意外だったけど面白かった。
特筆すべきなのは文字通り言葉を失ってしまうラスト…
このレビューはネタバレを含みます
愛と青春の話をバブル経済にからめて切り取る批評性、その手腕の見事さ!
凡庸な監督だったら、そのメッセージ性を極めて説明的に、原題の「麻雀」を隠喩的に使い(4人の若者が卓を囲んだり、“白板”を象徴的に…