【クルド人の作った映画】
2000年制作のイラン映画。クルド人監督がクルド語で作ったほぼ初めての映画だそうである。
辺境で生きる貧しいクルド人の家族の様子を描いている。子供や障害者が主人公だか…
バフマン・ゴバディ長編デビュー作。
10年ほど前に観た『亀は空を飛ぶ』では勘違いしていたが、監督はクルド人でおそらく当時は唯一のクルド人映画監督。
本作もイランとイラクの国境に住むクルド人が主役で、…
【哀しみのデス・ロード】
今Twitterで私の作った #オススメイラン映画10選 ハッシュタグが盛り上がっているので、MUBIにて配信されているイラン映画『酔っぱらった馬の時間』を観てみた。
少…
”国家を持たない”クルド人の生活や気持ちにスポットを当てた作品。自分の体を粉にして、弟のためにまだ小さい兄が働くシーンがなんとも言えない切なさを感じる。貧困を引き起こしてしまっているのは誰なのか。日…
>>続きを読むクルド人の状況を知らなかった自分が恥ずかしい
この監督の作品に会ってよかった。
主演のアヨブ君は市場で監督が「映画に出てくれお金をあげるから」と声をかけたら「お金はいらないからノートと鉛筆が欲しい…
クルド人という民族は、国家を持たない民族である。
それ故、国家によって分断されている。
更に悲劇的なのは、国家から独立しようとする組織すら分断されていることである。
イラン・イラク戦争では、イラ…
クルド人問題なんて全然わかっていなかったけれど、この映画でミクロな視点から少しずつ読み取れる。
なぜこんな危険な密輸に子供が手を出さなければならないのかという話だけれど、肥沃な土地があるにも関わらず…
悲劇的に田舎の子供達が生きていた。環境によってこうも人生は左右されるのかと、思ってもみたが、彼等と僕等を比較しても仕方がなく思えた。果たして自分の幸福は何処にあるのか、彼等のそれは何処にあるのか。可…
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