映画は、オペラ劇場を舞台に、マルクス兄弟が繰り広げる抱腹絶倒のドタバタ劇。彼らは、オペラ公演の成功を目指して奔走するが、その手段は常識を軽々と飛び越える奇想天外なものばかり。楽屋裏での混乱、舞台上で…
>>続きを読むMGMに移ってからの、マルクス兄弟映画のヒット作。
狭い船室に人がギューギュー詰めになり、ドアを開けると、みんな雪崩れ落ちてくる、と云うシーンを、今でも思い出す。
1987年ごろ、梅田の東映会館…
「爽快感のあるコメディ」
マルクス兄弟によるオペラを題材にしたコメディ作品
マルクス兄弟のテンポのよいコメディと爽快感のある進行で見やすい作品であった。
◆狭い部屋へ沢山の人が入っていくテンポ…
ヘイズコード期に入りプレコード期のような滅茶苦茶さが薄まった。マルクス兄弟は若い男女のいわばキューピッド役となる「正しい」物語となっている。
とはいえハーポは依然アナーキーなコントを披露してくれる。…
喜劇王チャップリンと同世代で、アメリカはもちろん後の日本の喜劇界にも多大な影響を与えたマルクス兄弟の最大のヒット作。マルクス兄弟は5人兄弟だけど俳優として活躍したのは主にグルーチョ、チコ、ハーポの3…
>>続きを読む(81)全員ギャグの路線が違うのがユニーク
口達者で頑固なグルーチョ、阿保で人思いのチコ、全てに置いて抜けてるけどどこか憎めないハーポ、優しいイケメンゼッポも周りに振り回される事を嫌と思わないいい奴…
『マルクス一番乗り』ほどの動的な躍動感はなかったが、それでもオペラ座のカーテンレールのごたごたは誰が見ても最高。
サイレントからトーキーに初めて移行したのが1927年の『ジャズシンガー』だったと思…