「爽快感のあるコメディ」
マルクス兄弟によるオペラを題材にしたコメディ作品
マルクス兄弟のテンポのよいコメディと爽快感のある進行で見やすい作品であった。
◆狭い部屋へ沢山の人が入っていくテンポ…
ヘイズコード期に入りプレコード期のような滅茶苦茶さが薄まった。マルクス兄弟は若い男女のいわばキューピッド役となる「正しい」物語となっている。
とはいえハーポは依然アナーキーなコントを披露してくれる。…
喜劇王チャップリンと同世代で、アメリカはもちろん後の日本の喜劇界にも多大な影響を与えたマルクス兄弟の最大のヒット作。マルクス兄弟は5人兄弟だけど俳優として活躍したのは主にグルーチョ、チコ、ハーポの3…
>>続きを読む(81)全員ギャグの路線が違うのがユニーク
口達者で頑固なグルーチョ、阿保で人思いのチコ、全てに置いて抜けてるけどどこか憎めないハーポ、優しいイケメンゼッポも周りに振り回される事を嫌と思わないいい奴…
『マルクス一番乗り』ほどの動的な躍動感はなかったが、それでもオペラ座のカーテンレールのごたごたは誰が見ても最高。
サイレントからトーキーに初めて移行したのが1927年の『ジャズシンガー』だったと思…
大富豪の未亡人を口説いて投資の約束を取り付けたケチな企画屋。
一行はミラノからニューヨークのオペラ座へ向かうが、船内で密航が発覚する。
次から次へとやって来て、人と荷物で埋めつくされる船室のシーンは…
本当私これ大好き!
後々マルクス兄弟の作品を観ていると必ず見せ場があって、無理矢理と言っていいほどの楽器演奏があるのが分かるけどこれは自然だったし、曲もとてもよかった。感動して泣いちゃった。
ちっさ…