エッジの効いた節回しが最高でした。
2人の小姑とお嫁さんの話で、船越英二が煮え切らない当主のキャラクター(いつもの最高のやつ)で、出来ない当主をもつとこんなに大変なんやな、としみじみかんじながらと…
初見は池袋・新文芸坐での「若尾文子特集(2013年1月)」であったが、久しぶりに鑑賞。
吉村公三郎監督によるコメディ風のホームドラマ。
水木洋子脚本。
宮川一夫のキャメラ、こたつを真上から撮った…
高峰三枝子のデウス・エクス・マキナ!みんながみんな家族の関係性に辟易していて三枝子さんだけが人間に期待をしないので軽やかに生きられるという皮肉!でもまあ冗長!北林谷栄が本当に素晴らしい。ギヨン監督『…
>>続きを読むジャケ写がポップで掴みはOKだなと思いました。
ごく普通の家庭の自然体すぎる兄嫁と未婚の妹達のいさかいの話。
ご近所さんの家庭の事情を何かの折に垣間見たり、噂話を聞いたりするみたいな感覚で見れると…
出てくる人間みんなコンジョワルで純情なわたくしはびっくり…!
北林谷栄のばあさんは芸術的ババア。
カワイソぶっててだんだん偽善的なところがでてくる京マチ子たんはさすが。
煮物焦がして泣いちゃうオー…
姉妹小姑の若尾文子と野添ひとみがお風呂場で体重をはかり合う場面。今よりプラス5キロくらいでも痩せてる体重(姉が55キロ、妹49キロ)だったんだなと、変なところで時代を感じたり。
と…
撮影:宮川一夫
音楽:池野成
大映成分を久しぶりに浴び、大満足。言うまでもなく水木洋子の脚本が隙なく冴え渡っていて素晴らしい。イタ電するところとか大好き。吉村公三郎の演出は後期の方がいいような。いい…
『ソーシャルネットワーク』でアーロン・ソーキンがやろうとしたことが、すでにこの時期の日本映画で出来ていたんだという事実に驚き。次々と繰り出されるパンチの効いた台詞の応酬がとにかく耳で聞いていて気持ち…
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