アンダーグラウンドに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『アンダーグラウンド』に投稿された感想・評価

kazoo
4.2

映画は、ユーゴスラビアの激動の歴史を寓話的に描いた作品。物語は1941年、ナチスドイツの侵攻から始まる。ベオグラードに住む武器商人の主人公は祖父の屋敷の地下に避難民を伴い、彼らに武器を作らせながら生…

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美とは何かという問いについて包括的に答えるなら、もしかすると沈黙こそが1つの有力な答えになるかもしれない。また、言葉とは何かという問いについて同様に答えるなら、沈黙を破ることというのが1つの対(つい…

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ひと
5.0
なんだこれは!
踊る火車椅子
あの鐘を鳴らすのは自重
笑って踊ってたまげ続けて総括できない
結婚式は確かに長すぎる。途中ちょっと寝た。
でもラストシーンで全て許した。ユーゴの「物語」だけ残してもしょうがねぇよなぁ?
4.5
2022年の初見112本目。 なんともはや・・・しかし凄い力で引っ張られて、やめることはできませんでした(笑)。 見終わって思うのは、面白い映画だということ。 好きですね! (評価は別)
旧ユーゴの闘いを描いた、エミール・クストリッツァのセルビア国営放送テレビミニシリーズ320分の劇場用再編集版、171分。
シネマライズ渋谷にて
Drone
5.0

"🎺🎺🎺"
愉快な音楽から始まり、急な爆撃。この緩急がすごい。マルコとクロのはちゃめちゃ感は、エネルギッシュすぎてもはや元気を貰えた。クスッと笑える部分がありながらも、残酷さも感じられた。ラストシー…

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このレビューはネタバレを含みます

長尺が気にならない、最高の時間をくれた映画。
冒頭から始まる音楽からハート鷲掴みでサントラを買ってしまったほど。
ラストシーン良過ぎて感動に心が震えた。

映画の限界なんて存在しない。
パワフルでエネルギーに溢れた、喜劇でもあり、悲劇でもあり、フィクションでもあり、ノンフィクションでもある、あまりにも壮大なブラックコメディ歴史映画。
ジャンルに分類でき…

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母国の暗い歴史を、とびっきりのブラックユーモアで包みながら美しい映画にしたエミール・クストリッツァ監督。

人を許すこと、許されること。いつまでも忘れてはいけないこと。

深く考えさせる名作です。

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