1941年。ナチスドイツがユーゴスラビアに侵攻。武器商人のマルコは屋敷の地下に避難民たちを匿い、そこで武器を作らせて生活する。やがて戦争は終結するがマルコは避難民たちにそのことを知らせず、50年もの…
>>続きを読むクストリッツァが、亡き祖国ユーゴスラヴィアに捧げる愛国映画。
ユーゴスラヴィアの複雑な歴史と、戦争が続いていると嘘をついて人々を地下室に閉じ込めた男のフィクションが、彼のシリアスとユーモアが混じり…
不可視な領域を凝視するのではなく、すべてをおはなし comédie / histoire として提示すること。地下の静寂に祈りをこめながら、そこに全てを賭けるのではなく、最終的には喧騒に身を置くこと…
>>続きを読む物心ついた時から家で流れていた音楽
この映画のサントラだと知ったのは20年ほど経ってからのこと
やっと見た28年の歳月が経ったいま、何とも言えない懐かしさをこの映画に感じられるのは母親の英才教育の賜…
冒頭から空襲に対して、登場人物が日常茶飯事とでも言わんばかりに肝が座りすぎていて笑う。
終盤は喜劇ですら受容できない凄惨な状況となりつつも、空元気とも言えるような喜劇への愚直性が監督作の中でも特段…
なんだこれは、すごい。
弾けるような熱量に溢れた映像と音楽の裏にユーゴスラビアへの思いが溢れてる。黒猫白猫の時のようなブラックユーモアのセンスにはたまにクスッとしたけど、最後の方の水の中のシーンには…
破茶滅茶。
キャストは常にテンション高めで、音楽隊が奏でる音楽や、爆撃の爆発音が賑やかすぎて、ついていけない。
『昔あるところに国があった』
今は無きユーゴスラヴィア出身の監督が、祖国を想い作った…
c CMXCV by CIBY 2000 - All rights reserved.