もっと凄惨かと身構えていたが、上質なロードムービーだった。
『ラストオブアス』の元になった作品らしい。たしかに街並みやヴィゴ・モーテンセンの衣装など、正にラスアスそのもので、全体を通して雰囲気が好き…
動植物が死に絶え人間が人間を食う終末世界を生き抜く父子を描いたロードムービー(ただし移動はすべて歩き)。原作はコーマック・マッカーシーのピューリッツァー賞受賞作『ザ・ロード』。そういえば、核戦争後の…
>>続きを読むザ・ウォーカーやカーゴ等に連なる終末世界での子連れ狼達が主人公。人喰いが横行し、残りわずかな資源を奪い合う、そんな終わった世界で彼はひたすら南に向かう。(ザ・ウォーカーでは西でした)
他作には見ら…
コーマック・マッカーシー原作小説を映画化した[ザ・ロード]であります。
父親役のヴィゴがロード・オブ・ザリングでの野伏時代のアラゴルンより何倍も汚い…
その息子と2人で南へ希望を探す旅に出るのであ…
幸せな夢の中から始まる。
息子と2人だけの世界。
何を教えればいい?
何処に行こうとしているの?
心の灯火?
妻は何処に
忘れられるの?
海を見たことがない子
友達を見たことがない子
息子が1人で生…
このレビューはネタバレを含みます
マッカーシーの作品は読んだ事は無いけど『ノー・カントリー』を観た時の、胸に何か大事な物を抱えていて流れに抗ってはいても、結局は流されてしまうやるせなさ、みたいな印象は共通しているね。
ただ生きる為…
これは厳しい!
内容が悪いんじゃなくて、すごーく考えさせられる。
自分だったら、こんな世界で子供をあれだけ守れるのか?
死んでしまえば楽になる時代に、正義を語れるか?
苦しいけど、子を育てる勇気をも…
いろんな映画の中で様々に終末期の地球が描かれてきたがこれほどまでに絶望的
な世界がかつてあっただろうか。
食べるものは尽き果て人間性を持った人間は理性を捨て去った人間に食われてしまう。いまだかつて見…