ブラザーズ・クエイ短編集Ⅲ
「不在」
施設から夫へ ”来て あなた”と手紙を書いたE.H.へ捧ぐ
最後にこの文が表示されて、なんやこれ!と思って調べてみると、エマ・ホークという実在の女性なのですね…
"不在"
来て あなた と書いたE.Hに捧ぐ。実話ベースで精神病院を舞台に、何度も何度も反復するかのように乱れた文字を鉛筆で書き続ける精神疾患の女性を描く。
ホントに頭おかしくなるかと思った。モノ…
音楽というか全編ノイズが漂う。モノクロのまるで発掘された古いフィルムに映るのは、女性の背中、鉛筆を握るというか押さえつける皺や爪の間が黒ずむ指先、無数の折れた鉛筆の芯…。彼女が住む建物なのか、その窓…
>>続きを読む【 精神病院の最上階の部屋から… 】
クエイ兄弟がBBCから委託され製作した短編。ドイツの現代音楽の作曲家カールハインツ・シュトックハウゼンとのコラボレーション。映像化の背景を知ると作品の意味が驚…
ホラー?SFチック。
光が当たる演出が宇宙人出てきそうな悪夢の雰囲気。足ぶらぶら。
かと思ったらチビ悪魔みたいなん出てきた。ずっと叫び声みたいな不気味な音楽。笑い声?よく分からん。
鉛だらけの指が…
どのカットも靄か霧がかかったように見せており、またフォーカスがずれていたり一部分しか見えないような、判然としないカットが多い。その為、他の作品に比べて圧倒的に抽象度が高くなっていてイメージの断片をつ…
>>続きを読む