バイオリンを習っている少年を「芸術」として、
ローラーを動かしているセルゲイを「生活」として、
それぞれの関係を描いている
と言うふうにすれば、なんだかまとまりそうに思えるけれど、そういった型にはま…
このレビューはネタバレを含みます
水、鏡、木、林檎、牛乳のモチーフが随所にあらわれる
雨の中人々が無表情で建物を壊す様子を見ている描写は「ノスタルジア」の広場でのシーンを彷彿とさせられた(描いているものは全然違うが)
色彩や切り取る…
初めてタルコスフキー映画を観た時はこの映画でした。如何にも初期のタルコスフキーさんな感じがした。メロドラマな感じがしていて好きだった。のちにガラリと雰囲気を変わってしまい、このような映画を見れなくな…
>>続きを読むバイオリン弾きの少年とローラー乗りの青年の友情を描いた作品。
大学の卒業制作でこのクオリティを叩き出すのかーすごいなー。普通に今まで観たタルコフスキー作品で一番好きかもしれない。結局私はわかりやすい…
監督 アンドレイ・タルコフスキー
『赤い風船』が翻案と、知って。
46分のショートストーリ。
ジャン・コクトーは
「妖精の出てこない妖精のはなし🧚」と、
赤い風船を評したそうだけれどこの映画も
可…
小津監督カラー作品のような鮮やかで鄙びた赤と新橋色、赤を引き立たせるためのショウウィンドウからの万華鏡ショットはにわかにタルコフスキーとは思えないが若く美しい。とにかくこれが卒制とは…
否が応でも…