タルコフスキーの円熟期におけるように、何か特別な思想が登場人物によって語られることはない。しかしこの映像は奇跡である。言ってしまえばこの映画の主人公は水と鏡である。どちらも反射するものである。そして…
>>続きを読むタルコフスキー特集2026 超域の映像にて
バイオリン弾きの少年と労働者の男という異なる世界で生きる2人の交流を豊かな色彩(カット時の赤が印象的)や時代背景、メタファーやモンタージュを織り交ぜなが…
初見。卒業制作作品だと聞いて全く感心してしまう。
淡い光に包まれたような色調、どこを切り取っても様になるカット、さまざまな「水」のモチーフ。一作目からあのタルコフスキーである。
ラモリスの『赤い風…
ラストの対角ランニングショットが1番好きだった。
上からの俯瞰のショットで、赤い服のサーシャがスクリーン右上から左下に向かって対角に駆け抜ける。次のシーンで今度は右下から現れたサーシャがまたもや対角…
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作品を跨いだモチーフ…風船、鏡、リンゴ、水、父の不在と母、不安を煽る音。それらに郷愁や多層、女性のような意図は感じても意味は相変わらずすり抜ける。労働と芸術、パンと楽器、破壊と安らぎ、ローラーとバイ…
>>続きを読むとにかく映像の美しさに惚れる。しかし、圧倒的な自然美だとか、人間の豊かさといったタイプの美は、皆無と言ってよい。どちらかといえば、泥の中のたんぽぽ、という印象の映像美である。ストーリー自体は簡素で、…
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アンドレイ・タルコフスキー監督作品であり卒業制作の作品。バイオリンを弾く少年サーシャ。サーシャをからかう少年たちをローラーを引いて作業をしていた労働者のセルゲイに助けられ2人は心を通わせる。
水や鏡…
タルコフスキーがVGIKの卒制として撮った処女中篇。
ヴァイオリンを習う男の子とロードローラー乗りの青年の友情を描いた他愛もない噺だが、カメラワークの凄さが傑出している。初期の頃のタルコフスキーは…