重い気分になるのが分かっているのに観たくなるダルデンヌ兄弟監督の作品 鑑賞4作目
今まで観た作品同様知らなかった真実、今も何処かで起こっているであろう現実を突きつけられた
学校にも行かせてもらえず…
不法滞在者を労働させる父を手伝う、少年イゴール。弱者が更なる弱者を搾取するという構図で、イゴールを支配する父親のロジェもそうした社会に取り込まれており、その生き方以外ができない状態なんだろうと思った…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
国民の秩序を守るための法が人権、人としての存在をアイデンティファイする。ではその法の網目から零れ落ちる命は粗雑に扱われても良いのか?彼らなりにその立場に居着く他ない事情もあるのかもしれない。
そうし…