わが友イワン・ラプシンの作品情報・感想・評価

わが友イワン・ラプシン1984年製作の映画)

MOI DRUG IVAN LAPSHIN

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.6

『わが友イワン・ラプシン』に投稿された感想・評価

Juzo
5.0

1935年は、スターリンの大粛清の直前。人々はまだ笑い、恋をし、演劇を楽しんでいるが、その背後では静かに「検挙」「密告」「粛清」の影が動き始めている。
ゲルマンは揺れる手持ちカメラと息苦しい狭い室内…

>>続きを読む

誰が誰なのかわからないまま終わった…警察署長イワンラプシン氏だけはたぶんわかってたけど、帽子の色変わったりしたら見失ったりした。
男社会ィ。女の人はヒステリックに描かれてるね、ロシア的な激情なのかも…

>>続きを読む
3.4
新しい文法を模索していそうな感じ
このレビューはネタバレを含みます

神々のたそがれで感じた混沌さとレンズを覗き込み語りかける人々、ドキュメンタリーとは違う映画自体が現実と地続きであるような生々しさ。本作からイメージしていた監督の個性が見られたかなと思う。年老いた男の…

>>続きを読む
し
-
このレビューはネタバレを含みます
誰がイワンラプシン?という感想が一般論であることを知り、ちょっと安心した笑

登場人物把握の為に何回も巻き戻すの結構大変だった

時代背景がスターリン粛清前ということを知り観ていて息が詰まる
ゲルマンの監督第3作。監督の父、ユーリー・ゲルマンの小説「ラプシン」をもとに、歴史が描かれる。

近所のGEOから予告もなしに無くなってたアレクセイ・ゲルマン監督作品。
実は一回観た時は途中でリタイアしたことのあった作品。

うん……今回観ても話の輪郭は掴み切れず。
ラプシンを主人公としている感…

>>続きを読む
過去鑑賞作品
夏彦
-
このレビューはネタバレを含みます

 アレクセイゲルマンの父、ユーリゲルマンの小説が原作であるこの映画は物語は監督自身役の子役を映し、「これが私だ」というセリフが重ねられて始まる。それが済むとカメラはすぐさま子役から離れ、子供の身長ほ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事