貴族の没落と退廃…。生涯に渡ってそんなテーマを一徹させたルキノ・ヴィスコンティ監督の不穏な遺作。全編に渡り醜悪な人間模様が描かれる。
個人的に名作の誉れ高い『ベニスに死す』も『山猫』も「ふ〜ん」て…
最後のクロスカッティングめちゃ悲しい。
ヴィスコンティ作品の貴族って金持ちなのに全然羨ましくない。もののあわれ感というか無常感というか、本物の貴族じゃなきゃ撮れないとマジで見るたびに思う。これが遺作…
妻と愛人の間で揺れる男の情念を描く。
妻への情熱が薄れてしまったトゥルッリは、未亡人の愛人にうつつを抜かし、盲目的な愛国主義に溺れる、嫉妬深い男。夫の留守中、孤独な妻のもとに著名な作家が訪れ、密…
全然イノセントじゃない…
ただの金持ちバカ男。その思いつき人生と終わりについて。
ヴィスコンティ、ほんとクソだけど映画は最期まで上手かったんだなぁ。クソだけど。
随所撮影の乱れは気になった。
な…
ウホ。どこからどこまで貴族趣味。うもう。こんなストーリー、ヴィスコンティ以外だったら単なる陳腐なメロドラマやん。それをこんだけゴージャスに仕立てあげるんだから、何なのもう。どんぴしゃ好みなだけですよ…
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