女は二度生まれるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『女は二度生まれる』に投稿された感想・評価

Kirin

Kirinの感想・評価

3.1
若尾文子さん観たさに鑑賞🎞

原題『女は二度生まれる』 (1961)

監督:川島雄三
脚本:井手俊郎、川島雄三
撮影:村井博
編集:中静達治
音楽:池野成
出演 : 若尾文子、藤巻潤、山村聡、フランキー堺、他

富田常雄の『小…

>>続きを読む
湖土

湖土の感想・評価

-
あまりにも自然な所作と会話
ごく普通の生活を目の当たりに
演技力と演出の妙 素晴らし構図

日常の切り取り魅きつけられる
心地良いテンポ 小気味好い台詞

吊り忍 赤い風鈴 落ちて割れ
Kamiyo

Kamiyoの感想・評価

4.2

1961年”女は二度生まれる” 監督川島雄三 脚色井手俊郎 川島雄三

自分でもやばいな~と思うんですが、女が好きです(爆)
例えば、電車に乗るじゃないですか・・・どんな美形の男いても、気になりませ…

>>続きを読む

靖国神社の太鼓から始まる川島雄三大映三部作の第一作(大映東京)。
脚本に東宝から名手・井手俊郎を呼び、不見転(みずてん)芸者・若尾あややを軸に描かれるのは、戦後の無節操な変貌を遂げる日本と男女の関係…

>>続きを読む

クレジットタイトルに川島雄三(東宝)書いてあることから東宝が大映に貸し出したことがよくわかる。若尾文子を女にしてみせると川島雄三が言ったらしい。確かに不見転芸者は、様々な男遍歴して女の力を見せつける…

>>続きを読む
靖国神社のシーンのカットがかっこよすぎてたまりません。あまり技術的なことはわからないのですがね、すげえと思いましたよ。あと若尾文子の映画の予告編じゃないの発言に発奮ですよ!下品で失礼いたしました。
LIBRO

LIBROの感想・評価

4.0

一貫して作品からメロドラマ性を排除し、「早すぎた喜劇作家」と呼ばれた川島雄三の真骨頂が見れる作品の一つ。メロドラマを嫌う川島雄三にとっては、人間の建前と素の部分が入り乱れる芸者の世界は恰好のテーマだ…

>>続きを読む
わせ

わせの感想・評価

3.8

どの時代だって、自分の好きなようにに生きている女は卑しいと思われがちだけれども、若尾文子演じる小えんは寧ろその潔い自由さが純粋で可愛らしい魅力となっている。少女らしくもあり、それでいて色っぽい⋯。 …

>>続きを読む

病気のため45歳で早逝した川島雄三監督の晩年の作品。前衛的な衝撃作「しとやかな獣」とも近い時期だがこちらはだいぶ作風が違う。写実的な描写と純文学的な結末。

賑わうカフェや繁盛している高級な鮨屋など…

>>続きを読む
>>|

あなたにおすすめの記事